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わたしの感情の歴史

心のページに刻まれた想いを綴ってゆきます

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「家族」谷川俊太郎 日曜日の朝に読みたくなった詩 


家族      谷川俊太郎


 お姉さん

 誰が来るの 屋根裏に


私達が来ています


 お姉さん

 何が実るの 階段に


私達が実つています 弟よ

私とおまえとお父さんお母さん

外は旱天で

私達は働いています


 誰が食べるのよ

 テーブルの上のパンを


私達が食べるのよ

爪でむしつて


 では

 誰が飲むの

 姉さんの血を


それはおまえの知らない人

背が高く いい声の・・・


 お姉さんお姉さん

 納屋の中で何したの


おまじない

私達みんなの死なないように

私とあのひとはおまじないをした


 それから


それから

私の乳房は張るでしょう

もう一人の私達のために


 それは誰


それは私 それはおまえ

それはお父さんお母さん


 それから誰が来るの

 夜 お祈りする時に


誰も


 風見の鶏の上には


誰も


 街道の砂埃のむこうには


誰も


 夕暮 井戸のそばには


私達みんながいます


--------



なにかミレーの絵を思い出させる牧歌的な詩です。

平穏な家族の幸せをひとりの女性が守っている。それは母親であったり、姉であったり。

家族の平和には、強い女性が必要なのでしょうか。

でも不埒な私は、この詩に描かれる強い女性に、神聖なエロティシズムを感じてしまいました。

ああ、今日は日曜日だ。


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Posted on 2012/10/28 Sun. 09:15 [edit]

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