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わたしの感情の歴史

心のページに刻まれた想いを綴ってゆきます

詩から遠ざかったふりして 


 四人の僧侶

 固い胸当のとりでを出る

 生涯収穫がないので

 世界より一段高い所で

 首をつり共に嗤う

 されば

 四人の骨は冬の木の太さのまま

 縄のきれる時代まで死んでいる


吉岡実のこの「僧侶」のフレーズを時おりくちずさむ

詩が書けないのではなくて

詩が書けないふりをして

日々の時間を歩いている


忙しい と背中がくちずさむ

わたしの骨が冬の木の太さのまま寝転がって

わたしの肉を嗤っている


かつて書いた詩のフレーズは

ダリの絵の地平のようだ

「イナゴだった10歳のときの私」のように

歩いている


昨日書かれた友の詩を読む

おそらく彼女もわたしと同じように

ダリの地平を眺めながら

きしむ骨の音を聞いている


現実が現実のまま

何度も死んで

生まれて

気がつけばいつもの公園のベンチに座っている


そんな風にわたしも彼女も

生きているいると信じていたい

束の間開かれたページの上で



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Posted on 2016/02/17 Wed. 23:22 [edit]

category: ひとりごと

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