わたしの感情の歴史
心のページに刻まれた想いを綴ってゆきます
5月のブルース
冷たい人がいる 優しい人がいる
同じ笑顔なら どちらが日に映えるだろうか
美しく華やかに見えるだろうか
そしてわたしの皮肉な笑みが夕焼けに染まって
幸いにも溶けて落ちてゆく
悲しむなかれ怒るなかれひとはみな
最期は下水溝に流れてゆく
雨が降る
ガレージの屋根を伝う蔦が伸びる
見つめている罪 怖ろしい過去のような現在
震えている肩 あなたの笑顔の後ろに
電柱の影が差す---
泣いているわたし
談笑する遠いラインの向こうであなたは
優しい笑顔で冷たい風を嗤っている
思い出す
記憶の底ではみな同じ世界を見ている
あなたの頬に差す日が
いつか涙に変わるだろう
嘘が現実となって
現実がまたあの日のように海岸線を走ってゆく
知っているだろう知っているはず
振り向いて見よ!
逆行線が残した影を
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