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わたしの感情の歴史

心のページに刻まれた想いを綴ってゆきます

帯広駅前の交差点にて 



赤信号が照らす彼の灰色の臓器

音もなく伸びてゆく「停止線」

ビルの死角に吸いこまれる風と車の痕跡

交差点に立つ「制御盤」


彼はなにを迷っているのか

この凍えるような街角の

生きる気配もないビルの蔭で

音もない雪と

かたちのない白線と

間違った世にまたがる高架橋に囲まれて

彼が見てきたものすべては

影をなくして草原の雪のしたに佇む


ビルのガラス窓のむこうに

知らぬだれかが座っている



DSC_1570.jpg



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Posted on 2017/02/02 Thu. 18:00 [edit]

category: 詩的つぶやき

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