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わたしの感情の歴史

心のページに刻まれた想いを綴ってゆきます

海に浮かぶ頭 



海に浮かぶ頭

目線を水面に沿わせて

進むでもなく 沈むでもなく

ただ浮いている

時間の象徴として

波の化身として

肉体は沈んでいる

遥か海の底

いつまでも いつまでも沈んでいる

そして今は・・・

何も見えない

何も見えない日の象徴として

浮んでいる頭

俯瞰している死の目線

どこまでも どこまでも沈んでゆく




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Posted on 2015/10/16 Fri. 23:05 [edit]

category: 詩的つぶやき

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メモリーまたは秋の午後の庭 




場末の階段

夕日とともに降りる



行為が死んだ午後

焼かれた一個の果実が畑に帰るとき

庭に置かれた円卓の向こうを

一台の自転車が走ってゆく

病室のドアの隙間から見える

屋根瓦の上で乾いた洗濯物

誰かが戸を叩いた



際限なく風は

いつまでも葉をゆらし続ける

閉まったドアの向こうに 開け放たれた窓がある

回りながら果てる鳥のように

時間が落ちてゆく




Posted on 2015/10/13 Tue. 17:45 [edit]

category: 詩的つぶやき

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