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わたしの感情の歴史

心のページに刻まれた想いを綴ってゆきます

マリアカラスへ 

   
坂道を転がってゆく車輪の夢を見た

どこまで転がってゆくのか緑の野原を

外された馬車の孤独な車輪は

陽光の下輝く白い雲に見守られながら

果てしない自由の草原を

言い知れぬ冷たい孤独の風を受けながら

危なげに軽やかに転がってゆく


自由が病的に呻きながら

未明の空の地平を見つめている

黒いドレスの裾が風に靡いて

今一斉にさざめく丘の草草


わたしはわたしの歌を聴いて欲しくて

わたしはわたしの為に泣いて笑って

わたしの為だけに歌う


あなたは聴くだろうか

わたしの歌を



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Posted on 2015/04/17 Fri. 22:46 [edit]

category: 詩的つぶやき

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場所 


またここで立ち止まる日が来るだろう 僕には分かる

生まれてからひとつも動いていないかのようなこの場所で

他所ではないこの場所に他者であるわたしが

時間の白い壁の回廊の途中で立ち止まり

海風に頬を晒しながら佇む日がまた来ることが分かる

見たんだ台所の片隅で

他日の日が他者であるわたしの影をゆらすのを

そしてそのまま一日は過ぎてゆく

ここにわたしを残して

わたしの影が永遠のリズムを刻んでいる夕暮れの

真っ赤に染まる海を渡ってゆく鳥が

わたしの瞳に吸い込まれてゆく

立ち止まったまま日が傾いてゆくのを見る

止まった時間のなかでゆっくりと腐敗してゆく肉体

他所ではないこの場所で

他者として



Posted on 2015/04/07 Tue. 11:37 [edit]

category: 詩的つぶやき

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