FC2ブログ

10 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 12

わたしの感情の歴史

心のページに刻まれた想いを綴ってゆきます

なぜか生きている 


道を失って 糧も失って

彷徨っているあの夏の日のように

六畳一間の部屋の畳に きっと

明日も日が差してくる 不思議だ

なぜか生きている

どうしようもなく人間は 生きているだけで罪を重ねて

それでもなお 死を怖れている

だからあの草原の果て 果てのない果て 

果てというジレンマの矛盾の欺瞞の 果て を目指して

歩いていた記憶 昨日の夢のなか

回る映写機の音が襖に響いて

玄関のドアが開く

すべての祝福の声が 今日のものならばいい

消えてゆくものならば

わたしは小さくしぼんでゆく逆回転の蛹のように

腐った葉の陰のなかに

水音のなかに

帰ってゆく



スポンサーサイト



Posted on 2013/11/18 Mon. 00:03 [edit]

category: 詩的つぶやき

TB: 0    CM: 0

18